■ 心

君の心は

どうしたら手に入る？


君の心は

どうしたら捉えられる？


僕の心は君の心で捉えられているのに…


気づいて


届かない想いは海に投げ捨てて

変わらぬ想いは踏み躙り

嘘吐いてでも離れようとしたの

でもそんな事は出来なくて

この空の蒼さと雲が流れても

涙だけは流せない…

■ 声―voice―

貴方に届いていますか？

私の声


寂しいよ

届いて


苦しい

届いて


愛してるさえも届かない


何処へ消えてしまったの？


此処に居るよ


解らない


声が聞こえないんだもの


消えてしまったのは声


此処に居るのに


呼んでも呼んでも


貴方は見つからなかった


嗚呼何故気づかなかったのだろう


声の持ち主は僕だったと

■ 生

命の花


枯れないで


貴方が大好き


この世には生きたくても生きれない人がいる


差別や偏見を持たれてしまう人もいる


どうか無駄にしないで


貴方を愛しています


幾等でも愛注ぐから


どうか生きて…


神様


私の命より


あの子の命を大切にしてください


あの子は必要なんです


私が吐血ボイスで奏でるから


死んでも守ってください

■ 異

月明かりが痛いよ


貴方なら轟かせられるわ


出来ないわ


さあ、こっちに手を


怖くない？


私と一緒で怖い事なんて無いわ


きっとそこから間違えたんだ

堕天使の囁きが

貴方には愛してるに聞こえたのね


私には助けてと聞こえたのに


今となっては声が届かない


名前を忘れてしまったの

堕天使の囁きで

■ 必

私はこの世に必要ですか？


私は貴方の何ですか？

私は貴方にとって必要ですか？

私は貴方が必要です


でも貴方は要らないよね


毎日貴方を思い出してごめんなさい

でもまだ別れた訳じゃないと思ってて良いのですよね？

もう限界ですよ

どうしたら良いですか？

答えてくださいよ

何故無言なの？


嗚呼そうか


最初から私の独りよがりだったのか